「完全非接触レンズ搬送装置」は、ガラスモールド非球面レンズをプレス成形にて製作時に、プレス機より完全非接触にて取り出す装置です。 空気を噴出することによりエゼクタ効果およびベルヌーイ効果による負圧発生作用と、圧力室型エアクッション効果および気流のクッション効果による正圧発生作用とにより
、レンズを空中に浮遊した非接触状態にて懸垂保持し搬送します。
この「完全非接触レンズ搬送装置」は、レンズ表面はもとよりレンズ端面にも接触しません。このためレンズ表面および側端部に傷を付けたり汚したりすることが無く、また発塵を防止いたします。
◎特徴
1.レンズ表面および側端面に接触せずに懸垂保持搬送できる。
2.レンズ表面、レンズ端面傷、汚れを付着させない。
3.高温(400℃以上)環境にて使用可能
4.保持安定性が良い。
◎適応
1.非球面レンズ
2.ガラスモールド非球面レンズ
3.Φ2mm球
4.光ディスク用レンズ
5.コンタクトレンズ
6.その他レンズ
完全非接触レンズ搬送装置